HSPである私が諦めて楽になったこと

こんなことを考えている人のための記事です。

 

色んな希望を見出したり、夢を追いかけるのはとても素敵なことです。

それと同時に、自分自身になにが出来てなにが出来ないのか、

これらを明らかにしないと、

勝てない土俵で延々と苦戦を強いられることになります。

影響を受けやすいことを諦めた

感受性が豊かでもあるため、いろんな情報や刺激を受け取りやすいです。

HSＰを知る前はこの特性を変えよう、克服しようと思ったのですが

ムリ！！

人生の選択も同じで、

あっちの方がいいんじゃないか。

こっちの方がいいんじゃないか。

この選択で本当に合っているのか。

って気になるのは、

いろんなことを「気にすることができる」が故に出てくる悩みなんだろうなと。

 

最適解を求めることを諦めた

先日こういったことをツイートしました。

人生において「最適解」を求めすぎないって大事

その場は「最適解」に思えても、後から振り返ると悪手だったり

逆に悪手だと思っていたことが「最適解」になったりもする

大失敗さへしなければ上々でしょ
くらい、ゆるゆるの方が良かったりもしますよ(*´ω｀*)

— ソラ@心穏やかに生きる＆妻大好き11年目 (@sorahana211k) January 8, 2023

最短距離を無駄なく最速でって、一見効率よく見えるのですが、

損をしない、無駄を省くってのはとても神経を使いますし、そればかりになると疲弊します。

自己成長や無意味な資格取得を諦めた

より良い自分になるために努力することは素晴らしいことですが、

自分自身に鞭をふるうことが必ずしも良い結果になるとは限りません。

基本的に人間は生きているだけで新しい知識は嫌でも身に付きますし、

成長しようと思わなくても勝手に成長するものだと私は考えています。

判断に迷ったときは

「それ、本当に必要？？」

と、自分自身に投げかけてみてください。

「すごい人」になること諦めた

私の財産告白、という本にこういった言葉があります。

自分のネウチが銀もしくは銅でしかないのに、 暮らしのほうは金にしたい。 金メッキでもいい から金に見せかけ たい。 こういった虚栄心から多くの人が節倹できないのである。 銀はどうせ 銀、 銀なりに暮らせばいいのであるが、 さらに人生をより安全にし、 生活をより健全にしよ うとするならば、 むしろ一歩を退いて―― 事実は一歩を進めて―― 実力以下の銅なり、 鉄なりの生活から出発していくべきだろうではないか。戦後の何もかも新規蒔き直しの生活には、 とくにこの決心と勇気が必要であると思う。

本多 静六. 私の財産告白 . 実業之日本社. Kindle 版.

 

「金」や「プラチナ」を目指すのは素晴らしいことですが

それが自分（達）にとって「幸せ」をもたらすとは限りません。

分相応の生き方や暮らし方をしていかないと、自分（達）の首を絞めたり、

人様に害を与えかねないのかもしれないなと感じた一文です。

あくまで可能性の話しです(笑)

「金」や「プラチナ」を目指すのではなく、私は私のままで生きていこうと思ってます。

社交的であることを諦めた

筆者の経歴でもあるように、これまで多くの「人」と関わる仕事を経験してきました。

自分自身が社交的でないことを負い目に感じていたので、

苦手を克服しようと躍起になっていた20代。

たくさんの人と関われば、自分自身が社交的になれると信じていました。

ですが、結果的に私は人となるべく関わらない道を選びました。

一時的に変わった気になりますが、それは文字通り「気のせい」というものであり、

根っから人と関わる事が好きな人には敵いません。

私は人と関われば関わるほどグッタリしてしまうので、

これを克服するのではなく、受け入れることにしました。

全く人と関わりたくないか、と言ったらそうではありません。

ですが、どれだけ心許せる人であっても、

あまりにも長時間一緒にいたらグッタリしてしまうので、

自分自身の許与量、限界を超えてまで人と関わる事は止めようと決めております。

顧客対応を諦めた

社交的であることを諦めたことにも似ていますが、

顧客対応をなるべくしないでいい方向に私は進みました。

結局ストレスの根源が「人と関わること」なのであれば、

それを削減するに越したことはないなと感じた次第であり。

人込みは避ける

多くの人が行き交うところには行かないようにしています。

特に予測のつかない動きをするやんちゃな年代の子供がいる場所はびっくりすることも多く。

だったら多少値段が上がろうが、落ち着ける雰囲気のお店や高級デパートに行くようにしています。

高収入を目指すことを諦めた

サラリーマンであれ、自営業（フリーランス）であれ、

収入＝信用（責任）という方程式を見つけてから、

高収入を目指すことを諦めました。

他にも会社の方針を決められる社長さんもそうですね。

責任が重くなればなるほど、私は自分らしくいられなくなると感じました。

短時間睡眠を諦めた

高収入に付随するものとして、短時間睡眠も諦めました。

企業の社長さんや高収入の方って（一概には言えませんが）

5時間睡眠で十分という方もいます。

その人の体質にもよりますが、色んな睡眠時間を試した結果、

私は7時間30分がすっきり目覚められていいなと実感。

時間とお金を有効に使うことを諦めた

休日にはセミナーに参加し、自己啓発書を読み、副業をして副収入を得て、投資に回していく。

この生き方が「好き」な人もいるのですが、私には合いませんでした。

ほんの15分、ただ何もせず好きな音楽をかけ、好きな紅茶を飲んでまったりとする時間。それさえも｢もったいない｣｢何かしなきゃ｣と思っていた大学生の頃、結果過労心労でぶっ倒れて2年間ほぼ何もできずに通院するはめになった過去があるので、全人類に適度な休息を全力でおすすめしたいです。。

— ナナチル@アダルトチルドレン (@burytheold) August 5, 2020

「有意義」「効率性」を追い求めすぎるとほんとうに心が荒む。休日の過ごし方にまで有意義さを求め出したら、心がおかしくなってきているサイン。人生はゴールに向かう一本の道ではないから、そもそも「効率的に生きる」なんてことはできないのに、つい常に頑張らないといけない気になってしまう。

— ふね (@Yukifunese) August 20, 2020

ちなみにどんな時間やお金の使い方が好きかって言われましたら、

友人とオンラインゲームしながら通話してきゃっきゃしたり、

無駄使いの王道と言われるコンビニに行って、新作スイーツを妻と一緒に食べるのが至福です（笑）

背負いすぎることを諦めた

今の私はなるべく背負わなくていいものは背負わないように心がけています。

具体的に言うと責任が重すぎる仕事や住宅購入などの高額なローン、命（子供）の３つです。

全く責任を負わない仕事はこの世にありません。

ですが、自分の許容量を超えない範囲で良ければ、責任を全うするのは楽しくもあります。

「漢」になることを諦めた

筋肉ムキムキ、肌は色黒、バリバリ稼ぐビジネスマンを目指していましたが、

そもそも無理というか、私の本質とは真逆でした。

憧れるの語源は憧（あくが）る。心が体から離れてさ迷うことを指します。

憧れることは決して悪くはありませんが、

自分自身に向いているか、

適しているのかはまた別の話しです。

無理に他人になる必要はなく、むしろあなたはそのままで素晴らしいのです。

HSPである私が諦めて楽になったこと　まとめ

ざっとまとめるとこうなります。

HSPだからといって一概にこれが正解、とは言い切りませんが、

少しでも参考になったらと思い記事化に至りました(‘ω’)ノ

本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。